林 匡宏
所属企業: 株式会社commons fun
ホームページ:https://note.com/commonsfun/
業種:街のパブリックスペースを活用して居場所づくりを実践・実装する社会事業集団
どんなお仕事をされていますか?
私は、都市計画やまちづくりに携わる仕事をしており、例えば、豊平川の河川敷の未来像を描いたり、次年度に行う実証実験の企画をまとめたり、様々なプロジェクトに関わっています。そこでの私の役割は、未来をビジュアル化し、それをロードマップに落とし込むことで、地域全体が共有できるビジョンを作ることです。
さらに、札幌を拠点にしながら、江別、新潟、東京といった全国の都市にも関わり、地域ごとの特性を活かしたまちづくりにも取り組んでいます。
また、公園や道路、河川の活性化にも力を入れており、最近は「公園の民営化」という新たな試みも進めています。
これは、行政と民間をつなぎ、未来のまちの姿を描くために公共の場に民間の知恵を取り入れ、地域の資源を最大限に活用するための取り組みです。
他にも、未来の都市に関する教育に携わり、地元の高校生や大学生と一緒に新しいまちづくりのビジョンを描くプログラムを進めたり、都市デザインの専門知識を活かしたり、公務員として渋谷区や江別市でも活動したりもしています。
民間と行政の両方の視点から地域を盛り上げ、特にパブリックスペースに価値を生み出すことに力を注いでいます。札幌市でも、経済×文化のバランスの中で、地域活性化や地域価値創造に本格的に取り組む動きが広がりつつあり、よりプロフェッショナルな人材を増やし、行政と民間が手を取り合い、これまでにない形で地域の価値を高めることが、今後の大きな課題であり、可能性だと感じています。
入会したきっかけを教えてください。
札幌商工会議所青年部(YEG)に入会したきっかけは、地域活動に関わる機会が増えてきたことです。
特に札幌市内の公園をはじめとした地域活動は、多くの方々と関わる機会が増え、
様々なコミュニティとの繋がりがますます重要になっていると感じました。
例えば、現在進めている、百合が原公園Park-PFI事業は、
札幌市内で公園民営化の第1号の取り組みとなりますが、
このプロジェクトには、札幌YEGの牧野直前会長や後藤会長も関わっていただいています。
このような活動を通して感じるのは、札幌の40代の経営者たちの関りは密で、
渋谷など他の都市と比べても特別なものだということです。
そこで、もともと他の団体で一緒に活動していた筒井さんが札幌YEGにいたこともあり、
自然と札幌YEGに引き込まれていきました。
地域の人々とつながりながら、共同で取り組むことの楽しさや意義を実感できる環境にいることが、
私にとって大きな魅力です。
入会して良かったことを教えてください。
入会して本当に良かったと思うのは、メンバー全員が楽しみながら活動している姿が見られることです。
さらには、私が所属する総務広報委員会での活動を通じて、同年代の仲間とのつながりができたことは、
非常に貴重な機会となりました。
普段のビジネスでは得られない、横のつながりができることで、
新しいアイデアや視点が広がり、私自身の成長にも繋がっていますし、
定期的に開催される委員長の「総務塾」では、なかなか聞けない貴重なノウハウが多く散りばめられており、
非常に勉強になっています。
YEGは、メンバーが熱心に情報を共有し合い、YEGをより良くするために
真剣に取り組んでいる姿勢が印象的な団体です。
他の経営者とのディスカッションを通じて、自分の視野が広がり、実践的な知識を得られたことは、
私にとっての大きな魅力であり、YEGの活動より地域貢献に対する意識が高まり、
熱い仲間たちと共に成長できる環境が整っていることが、良かったことです!
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