1.スローガン

「魅力創造」
〜札幌の魅力的な発展に向けて〜

2.基本方針

札幌市は、今後10年間で大きな変貌を遂げることが予測されています。現在も北海道新幹線の開通や都心部の再開発プロジェクトが進行中であり、これらの動きは札幌のみならず、北広島市や千歳市など近隣地域への大型投資を促進し、地域経済全体にポジティブな影響を与えると期待されています。これらの開発により、国内外からの注目が集まるだけでなく、多くの研究者や技術者が集結することで、札幌市は知識と技術のハブとなるでしょう。

一方で、急激な経済の発展に伴い、様々な国際的かつ社会的な課題も増加することが予想されています。このような変化の中で、札幌商工会議所青年部(以後、札幌YEG)は、青年経済人として地域の課題に積極的に取り組み、持続可能な社会貢献を目指すことが重要です。我々は、これらの課題に対して、解決の道筋を検証し、豊かな発想力と行動力をもって新たな文化を創造します。また、会員相互の理解と結束を深め、企業の発展に繋がる機会を創出します。さらに、組織基盤を強化し情報を発信することで、各種団体とも連携を深め、長期的な組織体制を構築することが総合的な社会的価値に繋がると考えています。 魅力創造を中心とした活動を通じて、札幌に新たな活力を生み出し、北海道全体の元気を牽引していくことが我々の使命です。これからの時代を見据え、我々は、地域経済の発展と社会課題の解決に向けて、一丸となって取り組んで参ります。

①国際人としての教養(SDG s 推進委員会)
国際社会の課題もまずは個人と地域の活動が解決に繋がると考え、国際社会の一員として世界の課題に向き合い、SDGsの目標の中から複数課題を設定した上で課題解決の道筋を検証し、札幌の青年経済人として実行可能な政策提言を行います。
②新たな文化の創造(事業創造委員会)
札幌の未来を創る「若者」にとって、自らが積極的に関与し光輝く明るい未来を掴み取りたいと思える気概を醸成するため、ビジネスに関するアイディアやチャレンジに対して、成功体験ができるような文化的で新たな事業を構築します。
③自己研鑽と相互理解(研修交流委員会)
時代のトレンドをしっかりと捉えて新たなビジネスの潮流を理解し活用することで、会員企業の持続的な発展に寄与します。また、新規ビジネスのヒントやビジネスマッチングが生まれるというメンバーメリットを創造するために、会員相互のコミュニケーションを活性化させます。
④各種団体との連携(渉外委員会)
日本YEGや北海道YEGの各事業に参画し、各地域で行われる「地域経済発展の取り組み」に触れることで、札幌に必要な地域活性化の事業や手法を学びます。その中で、各地の熱意あるYEGメンバーと交流することで、広域でのビジネスチャンスを創造します。さらには、札幌青年団体合同連絡会議では各団体間の相互理解を深め、連携から創造される相乗効果についてその魅力を明確化させていきます。
⑤組織基盤強化と情報発信(総務広報委員会)
絶えず変化する経済環境の中で、組織の基盤を強化し、情報発信の効率化を目指します。会員数の増加とともに、スピーディかつ効果的な対内情報の伝達は、組織の活性化に不可欠です。会員情報の随時更新を通じて、スムーズな組織運営を実現し、経済団体としての挑戦に対応していきます。また、総会運営の見直しと改善を行い、委員会や各事業の魅力的な活動を積極的に発信することで、札幌YEGの存在価値をさらに高めていくことを目指します。
⑥周年事業の企画推進(企画推進委員会)
令和8年度(2026年)の札幌YEG創立10周年に向けて、今年度より記念事業の企画・構築・実施を3ヵ年計画で行います。また、関係諸団体に対してさらなる理解と協力をいただくための場を新たに設けるとともに、設立当初より札幌YEG活動にご尽力頂きました歴代卒業生の皆様と、継続的な関係性を築くための体制を構築します。

3.委員会活動方針

(1)SDGs推進委員会 委員長:吉田 隆人
札幌市は「SDGs未来都市」に選定されており、我々札幌YEGとしてもSDGsを推進し、地域経済を牽引していくべきと考えます。当委員会はYEGメンバーがSDGsに関する知識や理解、国際人としての教養をより深め、ひいては札幌の経済活性化へと寄与することを目的とした事業活動をします。また、「持続可能な都市」の実現の為に対外とも連携を行い、札幌の未来へ向けた課題解決に向けて取り組んで参ります。

(2)事業創造委員会   委員長:戸舘 佳佑
当委員会は、未来を創る札幌の「若者」がビジネスに関するアイディアやチャレンジを形にできるよう、地域経済を支える企業・団体と一体で機運を醸成します。札幌の継続的な魅力創造を担っていく若手から起業家精神を創出することを目的とし、明るく光り輝く札幌の未来を共に創る新たな事業を構築します。

(3)研修交流委員会   委員長:井口 茂紀
札幌YEGメンバーが変化し続ける経済状況に適応し北海道経済を牽引するために、効率的かつ円滑に広範な知識やスキルを身につける場を創造する必要があります。その為に、互いの学びを広げ深めることで会員企業の持続的な発展に繋がる機会を創出します。また、メンバー同士が高め合い磨き合う交流活動を行い、これまで札幌のYEG活動に同じ情熱をもって共に挑戦してきた仲間に感謝や慕う想いが伝わる機会を創造します。

(4)渉外委員会     委員長:板垣 朋宏
当委員会は、YEG事業への参加推進から情報共有と交流を通じ、全道及び全国大会にて、全てのYEGメンバーとの相互理解を深めます。これにより地域活性化の事業や手法を学び、札幌YEGメンバーの事業発展を促し、地域経済の牽引とビジネスチャンスの創出に貢献します。また、他団体との連携による相乗効果を明確にして積極的に発信することで、更なる理解と団結を深めることに尽力いたします。

(5)総務広報委員会   委員長:三品 幸司
札幌YEGがこれまでの伝統や文化を継承し、会員の総意が一丸となった事業を遂行できるよう、正確かつ迅速に意思決定できる場を創出します。また、会員同士の情報伝達の精度向上及びスムーズ化の基盤整理を行います。さらに、札幌YEGが推進する活動を時宜に応じた手法で対内外に広く届けることで、事業への参画意識の向上を図ると共に、我々の活動に対する共感者を創造します。

(6)企画推進委員会    委員長:佐藤 広樹

創立10周年の記念事業開催を見据え、会全体が深めてきた絆と積み重ねた経験を基に、3ヵ年計画の1年目として企画を推進します。また、これまでの札幌YEG活動へのご理解とご協力に対し、対外の方々へ感謝をお伝えするとともに、更なる関係性向上の実現のため、新たな交礼の場を創出します。さらには、現役会員と歴代卒業生の関係をより深め、会の継続的な発展に繋げるため、双方にとって魅力的な会の創設を目指します。

札幌商工会議所青年部事務局

〒060-8610
札幌市中央区北1条西2丁目
北海道経済センタービル 2階
TEL : 011-231-1317
FAX : 011-231-2168

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