坂 昭弘
所属企業：勇建設株式会社
ホームページ：https://www.isami-con.co.jp/
業種：土木建築工事の調査、測量、設計、施工、監理及びコンサルタント業務
どんなお仕事をされていますか？
弊社は、土木工事をメインとする建設会社です。特に港湾や空港といったインフラ工事を得意としています。北海道内の主要港湾や空港整備において豊富な実績を誇ります。道路や河川工事も手掛けていますが、特に港湾工事では道内各地に関わり、新千歳空港や函館空港、稚内空港などの工事を担当しました。インフラの整備は、地域の生活や経済を支える基盤。私たちは誇りを持ってこの仕事に取り組んでいます。また、地域住民との交流を大切にしており、小学生の現場見学会や地域イベントへの協力なども積極的に行っています。土木工事は地域との協力が欠かせません。理解を深めてもらうことで、さらに良い仕事ができると考えています。地元の生活や経済に寄与しながら、北海道全体の発展を支えていければと思います。
入会したきっかけを教えてください。
入会のきっかけは義理の父からの一言でした。『商工会議所で新しい会が立ち上がるらしいけど、どうだ？』と。普段から尊敬する人の勧めには耳を傾ける主義なので、興味はありましたが、当時は日々の業務に追われる毎日。正直、時間が取れないと思い、一度は参加を見送ろうとしていました。
ところが、しばらく経った後日、申し込み期限の前日に当時、地元で知り合いの経営者たちと食事をしていた際、札幌YEGの立ち上げに関わるメンバーたちと偶然顔を合わせました。その時、設立準備委員会のメンバーから『こんな素晴らしい機会を逃す手はない！』と熱心に誘われました。その場にいた先輩経営者も背中を押してくれて、気づけば入会を決意していました。
こうして2016年、札幌YEGの発足時に加入してチャーターメンバーとしての参加は、自身にとって大きな転機となりました。「立ち上げメンバーとして、ホームページやSNS発信の基盤作りに携わりました。何もない状態から組織を作り上げるというプレッシャーもありましたが、それ以上にやりがいを感じました。この経験が、自分自身の成長にもつながりました。
入会して良かったことを教えてください。
札幌YEGは、さまざまな業界のリーダーや経営者が集まっています。業界で著名な人もいれば個性的な人もいて、時には驚くような価値観に出会うこともあります。それでも、触れ合う中で相手を理解し、尊重することができるようになりました。普段の仕事では接することが難しい方々と意見交換できるのは、とても刺激的です。特に、自分より若い世代でも優秀な方々が多く、彼らとの対話が私自身の成長につながっています。
また、組織運営の視点を得たことも大きかったです。入会当初はメンバーとして参加するだけでしたが、やがて委員会活動や運営にも関わるようになりました。組織を動かす立場になることで、会社経営にも活かせる広い視野を持つことができました。さらに、仲間との絆や、地域社会への貢献が自身の原動力になっているとのこと。ただビジネススキルを磨くだけでなく、地域に貢献できる喜びや、それを共有できる仲間がいるというのは、何事にも代えがたい経験です。
札幌YEGでの活動は、自分自身の視野を広げ、仲間と共に成長する場を与えてくれました。多様な価値観に触れることで、自分自身の成長だけでなく、地域や会社の未来に新しい価値を提供できると信じています。
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