令和3年度スローガン 攻め護る 未来都市SAPPOROの創造

事業計画

令和3年度の事業計画
ガイドライン

 冒頭、新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、甚大な影響を受けておられる皆様にお見舞い申しあげますと共に、最前線で我々の安全のために戦っていただいております医療・介護・教育従事者をはじめとするすべての皆様に衷心よりの敬意と感謝を申しあげます。

 長期化する今回の影響は、広く深く、多くの産業に甚大な被害を与え続けています。インバウンド、国内観光客、出張者、市民が街から姿を消し、当たり前にあった日常が一変いたしました。少し冷静に客観視すると、観光や外食をはじめとする人々の往来による消費行動が、どれだけこの街の景気に作用していたのか目の当たりにしたとも言えます。5月頃にはワクチンが流通し始めるとの明るい情報はあれども、日常を取り戻すにはまだしばらく時間が必要となり、特にインバウンドが戻ってくるまでには年単位での期間を要する模様です。収束に向けた感染拡大防止を継続するのは当然ではありますが、我々の生活を守っていくには、攻めの手を打っていかねばなりません。そのためには地域経済を牽引する我々メンバー企業の健全化が最優先課題となります。
 感染状況を予測することが出来ぬなか、年度計画を立案していくことは大変難しいことであります。しかし我々札幌 YEG は、本来使命である経済、商工側面からの活動を展開し、この難局に向き合わなければなりません。ワクチン導入を契機に、本年度開催が決定している2020東京オリンピック・パラリンピックに向けて、状況は好転していくとの前提で、施策を計画してまいります。
 具体的には、6月までは例会等を実施せず、7月に開催される2020東京オリンピック・パラリンピックに関連する人の流れや、その後2月に控える雪まつりと連動する冬季オリンピックの札幌招致運動をチャンスと捉え、より多くの人々を集客し、メンバー企業の商機へと繋げる施策を展開したいと思います。様々な手を打つにあたっても、第一義目的は、メンバー企業の商機創造です。その効果をより高めるため、少しでも多くの人の動き、賑わいを創出していきたいと考えます。我々メンバー企業の力強い再興に向けた運動で地域経済に蔓延する閉塞感を打破し、正しい目的を持ったチャレンジが正当に認められる市民意識を醸成していくことも大きな意義があることだと思います。また、メンバー負担軽減の観点より、対内研鑽事業は計画せず、少しでも即効性のある経済連動施策に集中展開してまいりますが、一連の運動を通じたメンバー相互の交流と目的達成に向かうプロセスは、きっと我々の絆を深め、多くの学びが得られるものと考えております。
 一方、影響の甚大さから、本業に集中せねばならぬメンバーもいると思います。そのような方々こそ、 我々YEG のメンバーとして所属していてほしいと願います。それは、我々がこれから計画を進める施策の効果は、その厳しい企業にこそ有益であり、メンバーとしてのメリットを享受いただきたいとの想いからです。 一企業では困難なことも、我々の繋がりだからこそ解決できることは必ずあるはずです。ニーズを我々に託し、我々の生み出す価値を享受していただく。未曾有の今だからこそ、様々な YEG への関わり方ができるよう、メンバーそれぞれに合った細やかな対応をしていくことが必要だと考えています。
 末筆に、新型コロナウィルス関連の情報に気がとられるあまり、世の中の動きが止まっているような錯覚 を起こしがちです。しかし、人々の生活が継続している以上、確実に変化は起こっており、ましてやこのパンデミックによりその変化は通常よりも大きく、早く進んでいると感じます。とりわけ、為替や各国の実体経済と乖離する株価動向など、注視しなければいけない指標が多々散見される状況です。YEG 運動を通じた、メンバー同士の情報交流もきっと重要な意味を持っていると確信しております。今後の好転を信じ、万全の対策を講じチャレンジを再スタートさせてまいりますが、それでも我々が望まぬ状況が継続してしまうときには、勇気をもって計画の中止や変更を判断してまいります。皆様からの深いご理解と、前向きなチャレンジ精神、力強いお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。

札幌商工会議所青年部 会長 星野 幹宏
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